・ブラック企業で退職させてくれない
当記事は、上記のように悩んでいる方におすすめの記事です。
近年企業に就職しても、仕事の内容が合わない、パワハラ上司で精神的にキツいなど、さまざまな理由で辞める方もたくさんいます。
退職届を出すのは有効手段のひとつですが、受理してくれない企業も中にはいるので悩んでいる方も多くいるでしょう。
当記事では、退職届が受理されない理由のほかに、対処法なども紹介しています。知恵袋などの体験談も紹介しているので、退職届が受理されずに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
退職届が受理されない理由
退職届が受理されない理由は、大きく分けて以下の3つです。
・退職届の書き方や提出方法の不備
・就業規則や労働契約で定められた退職の条件を満たしていない
・会社側の都合で退職を認められない
退職届の書き方や提出方法の不備
退職届は、就業規則や労働契約で定められた様式に従って、所定の期間内に提出する必要があります。
また、退職届には、退職する理由や退職日などを明記する必要があります。これらの不備があると、退職届が受理されません。
就業規則や労働契約で定められた退職の条件を満たしていない
就業規則や労働契約によっては、退職するために一定の条件を満たす必要がある場合があります。例えば、一定期間の勤務年数や、一定の退職金の支払いを条件としている場合があります。
これらの条件を満たしていない場合、退職届が受理されません。
会社側の都合で退職を認められない
会社側の都合で、退職を認められない場合があります。
例えば、重要なプロジェクトの途中で退職すると、会社に損害を与える可能性がある場合や、後任の人員が確保できない場合などです。このような場合、退職届が受理されません。
退職届が受理されない場合の注意点
退職届が受理されない場合、以下のような注意点があります。
・退職日を変更できない
・退職金や未払い賃金などの請求権が消滅する可能性がある
・会社側から損害賠償を請求される可能性がある
退職日を変更できない
退職届が受理されなかった場合、退職日を変更することはできません。
退職金や未払い賃金などの請求権が消滅する可能性がある
退職届が受理されなかった場合、退職金や未払い賃金などの請求権が消滅する可能性があります。
会社側から損害賠償を請求される可能性がある
退職届が受理されなかった場合、会社側から損害賠償を請求される可能性があります。ただし、2週間以上バックレ（バックレ）しない限り、会社側から損害賠償される可能性は低いです。
もし退職届を出しただけで損害賠償を請求されるのなら、あきらかおかしい会社なので最終手段として退職代行サービスで辞めてしまうのがよいでしょう。
退職届が受理されない！知恵袋の体験談を紹介
退職届が受理されなかった人の体験談や、退職届が受理されなかった場合の対処法に関する知恵袋の回答を紹介します。
体験談1
退職届だして受理したのに関わらずやめたあとも診断書出せと忖度の電話が来ます。
今月の、23日を仕事を辞めました。
辞めた理由は、怪我とか体調不良でやめた訳ではないんです。仕事を辞める4週間前に、怪我をし有給で、仕事を休んでました。
復帰をしたのですが、退職して、退職届を受理してもらい辞めることが出来ました。
やめたあとも、ずっと電話がきます。診断書まだ？まだ？と忖度がきてとても迷惑してます。これって義務あるんでしょうか？退職した仕事先とはもう連絡取りたくないので、いま電話来れないように着信拒否してます。そこで質問です。
診断書を出さないで訴えられることはあるのでしょか？自分は、怪我を理由に退職をした訳ではなくて
退職届は、受理済みで今やめています。無視していても平気でしょうか？
引用：知恵袋
体験談2
退職届 受理してくれない
会社がブラックなうえ、パワハラがひどいので辞めます。
就労規則では1ヵ月前の通知とありますが、法律を駆使して2週間後に辞めるつもりです。
退職届を出しましたが、就労規則があるからと受理してくれません。
就労規則より法律が優先ですといっても理解してくれません。なので、内容証明郵便で出そうと思います。
それを伝えたら勝手にすれば？と言われて、業務内容が大幅に変わり、
仕事量が3倍になりました。(やるつもりはないので無視してる)6月末に退職で有休6日を使うので、
23日が最終出勤日になりますが、23日まで我慢できません。今日から23日まで体調不良ってことで無理やり休みたいです。
(有給はないので給料が減るのは承知しています。)その場合、退職までに解雇される可能性ってありますか？
また、解雇されるとどんな不都合がありますか？給与、退職金が減るのはどうでもいいです。
引用：知恵袋
体験談3
退職届を受理してもらえず、退職日を延長されることはあるのでしょうか？
店長と本社の人事の方が話し合い、１月１５日付で今の会社を退職することになりました。
その為、１月１５日付で退職するという旨を書いた退職届を提出しました。今日、副店長から「もしかしたら、退職が認められなくて、３月くらいまで働いてって言われるかもしれへんけど、頑張って」みたいなことを言われました。私の退職届の認識と違っており、困惑しています。
そういうこともあるのでしょうか？もう転職先と１月１７日入社と話が付いているので、不安です。
引用：知恵袋
知恵袋の体験談をみると、退職を延長してくる企業もあるようですね。転職が決まった入社日も決まっているにもかかわらず、退職届が受理されないなんておかしいです。
退職届が受理されない場合の対処法
退職届が受理されない場合、以下の対処法があります。
・退職届の不備を修正する
・就業規則や労働契約を確認する
・会社側と労働基準監督署に相談する
・話し合いをする
・退職代行サービスに依頼する
退職届の不備を修正する
退職届に不備がある場合は、不備を修正して再度提出します。
就業規則や労働契約を確認する
就業規則や労働契約で定められた退職の条件を満たしているかを確認します。条件を満たしていない場合は、会社側と話し合いをして、条件を満たせるようにします。
会社側と話し合いをする
会社側の都合で退職を認められない場合は、会社側と話し合いをして、退職を認めてもらうようにします。
話し合いの際には、退職したい理由や、退職後の予定などを説明しましょう。
また、退職を認めてもらうために、会社側に何か協力できることがあれば、提案しましょう。
労働基準監督署に相談する
会社側が退職届の受理を拒否する場合、労働基準監督署に相談することもできます。労働基準監督署は、労働者の権利を守るために設置された行政機関です。
労働基準監督署に相談することで、退職届の受理を拒否する理由が妥当かどうか、アドバイスを受けることができます。
ただし、労働基準監督署ではできることが限られており、話を聞いてくれるだけと考えたほうがよいでしょう。
退職代行サービスに依頼する
退職届が受理されない場合、自分で対処するのが難しい場合もあります。そのような場合、退職代行サービスを利用することで、スムーズに退職手続きを進めることができます。
退職代行サービスとは、退職届の提出や労働契約の解除手続きなどを代行してくれるサービスです。
退職代行サービスを利用すれば、退職届の不備の有無や、就業規則や労働契約で定められた退職の条件の有無など、退職届の受理に関する専門的な知識やノウハウを活かして、退職届の受理をスムーズに進めることができます。
退職代行サービスを利用するときの注意点
退職代行サービスの利用を検討する場合は、以下の点に注意しましょう。
・内容
・利用者の口コミ
退職代行サービスの利用料金は、サービスによって異なりますが、5~7万円前後が相場です。また、退職代行サービスのサービス内容は、サービスによって異なります。
退職届の提出だけでなく、退職後の引継ぎや、退職金の請求などのサービスも提供している場合があります。退職代行サービスの利用を検討する場合は、複数のサービスを比較検討して、自分に合ったサービスを選ぶようにしましょう。
退職届が受理されない場合、退職を希望する人は、まずは退職届に不備がないか、就業規則や労働契約で定められた退職の条件を満たしているかを確認しましょう。
不備や条件が満たされていない場合は、それらを修正したり、会社側と話し合ったりするなどして、退職届の受理を進めましょう。それでも退職届が受理されない場合、労働基準監督署に相談することも検討しましょう。
格安で退職代行サービスを利用できる業者もある
退職代行サービスは、退職届の提出や労働契約の解除手続きなどを代行してくれるサービスです。退職を希望する人が、会社と直接やり取りする必要がなく、スムーズに退職手続きを進めることができます。
退職代行サービスの利用料金は、サービスによって異なりますが、10万円前後が相場です。しかし、中には格安で退職代行サービスを利用できる業者もあります。
中には2～３万円台で依頼できる業者もあるので、退職届を出しても受理されない方は利用するのがおすすめです。
退職届が受理されないなら強制的に辞めてしまおう！
知恵袋などでも退職届が受理されない人も多く、悩んでいることがわかりました。退職届を出したら、基本的に企業側は受理しなければなりません。退職届を出しても受理されないで悩んでいるなら、退職代行サービスを利用して辞めてしまうのが一番手っ取り早いです。